実在の洞窟探検家が作る、本格ケイビングシム『Cave Expedition』

洞窟探検(ケイビング)シミュレーション『Cave Expedition』のSteamストアページが公開された。開発を手がけるMoonmilk Gamesはスウェーデン拠点のスタジオで、スタッフ自身が実際の洞窟探検家(cavers)で構成されているという異色の経歴を持つ。発売時期はSteamストアページ上で「未定」となっており、現時点は発表段階だ。
作中で使われる音声やテクスチャは、世界各地の実際の洞窟に赴いて収録したものだという。制作陣が公言する「すべての音とテクスチャは、世界中の洞窟での実地探検中に収録されたもの」という一文どおり、暗闇の中で水がしたたる音や、岩肌のひんやりとした質感まで、現場の空気をそのまま持ち込む狙いがうかがえる。
ソロでも、仲間との4人協力プレイでも潜れる

本作は乾いた洞窟(dry caving)と、水没した箇所のある洞窟(wet caving)の両方を探検できるのが特徴。プレイスタイルはソロプレイに加え、最大4人でのオンライン/LAN協力プレイに対応する。上のスクリーンショットでも、ロープで岩壁を渡っていく仲間の姿が確認でき、パーティーで声をかけ合いながら難所を突破していく様子が想像できる。
装備の準備も本作の肝だ。ヘルメットやヘッドランプ、クライミングロープ、アンカー、SRT(ロープ単索登降)用具、防寒仕様のオーバーオール、スキューバギア、ショベル、ウィンチなど、実際のケイビングさながらのギアが用意されている。ストアページでは、準備・ナビゲーション・精神力(nerves)の3つが、どこまで深く潜れるかを左右するとも説明されている。

道具の使い勝手も生々しい。ドリルハンマーで岩壁にアンカーを打ち込むこのカットのように、探検の過程では移動だけでなく、足場を作るための作業そのものも重要な要素になりそうだ。
補給から撮影まで、洞窟内での“生活”も描く
エナジーバーを仲間に手渡す場面や、暗闇に浮かぶ無数の発光体をカメラで撮影する場面など、単なる踏破だけでなく、洞窟の中での“探検らしい”営みも描かれている。長時間の潜行を支える補給や記録も、探検の一部として組み込まれているようだ。
装備は自分で選んで買う、店売りシステムも実装

ゲーム内にはストア画面も用意されており、ドリルハンマー「Pointmaker SMG52R」のような専門機材を、所持金(ウォレット)をやりくりしながら購入・整備していく仕組みが確認できる。ロープやハーネス、アセンダー(登高器)、ディセンダー(下降器)まで、SRTクライミングに必要な道具がカテゴリごとに細かく分類されている様子から、装備選びそのものが攻略の一部になっていることが分かる。
対応OSはWindows、macOS、SteamOS+Linux(Steam Deck対応)。続報は公式Xや公式Instagram、公式Discord、公式YouTubeで発信されるとみられる。気になった人は、まずSteamのウィッシュリストに登録して、暗闇の奥から届く続報を待ちたい。









