VTuberプロジェクト『VEE』、9月30日で運営体制を終了

ソニー・ミュージックエンタテインメントが運営するバーチャルタレントプロジェクト「VEE」が、公式サイトおよび公式Xを通じて、2026年9月30日(水)をもって現行の運営体制を終了すると発表した。VEEは2021年のプロジェクト発表から約5年間展開されてきたが、今回の発表により一区切りを迎えることになる。

運営体制終了の理由について、公式サイトでは「現在の体制を維持しながら、持続可能な事業として運営を継続していくことは困難である」との判断が示された。あわせて、開発中だったゲーム『Gun Girl Go』についても開発中止と発売見送りが発表されている。同作はVEE所属タレントが登場するRun & Gunゲームで、2026年3月にSteamストアページが公開されたばかりだった。

所属タレント21名、20名は名前もチャンネルも引き継いで活動継続

今回の発表で特に注目されているのが、所属タレント21名の進路だ。このうち20名は、個人活動または新たな体制のもとで活動を継続する。継続にあたっては、原則として現在の活動名・キャラクター・YouTubeチャンネル・各種SNSアカウントを本人に引き継ぐ方針が示されており、ファンにとってはこれまで応援してきたタレントを引き続き追いかけられる形になる。

一方、雛星あいるの1名については活動終了が発表された。5年間続いたプロジェクトの中で積み重ねられてきたキャラクターやファンとのつながりが、それぞれ異なる形で次のステージへ引き継がれることになる。

ファンコミュニティとショップの終了スケジュール

サービス終了に伴うスケジュールも複数示されている。ファンコミュニティ「VEELLAGE」は2026年9月30日23:59にサービスを終了する予定で、購入済みのデジタルアイテムは期限までにダウンロード・保存する必要がある点に注意したい。オフィシャルショップについては2026年11月30日23:59に販売を終了する予定で、新商品の発売予定はないものの、10月以降にセール販売が実施される見込みだ。詳細な手続きや問い合わせについては、VEELLAGE公式サイトで案内される。

VEEは、バーチャルタレント市場が拡大を続けるなかでソニー・ミュージックエンタテインメントが手がけたプロジェクトとして注目を集めてきた。今回の運営体制終了は、所属タレントの多くが個々の形で活動を継続する一方、プロジェクトとしての5年間に一区切りをつける発表となった。今後の動向については、ソニーミュージック公式サイトや各タレントの個別発表を通じて随時案内される見通しだ。