世界旅行ゲーム『ワールドクエスト』、突然のサービス終了を発表
世界旅行をテーマにした『ワールドクエスト』の運営は、2026年10月21日付で、公式サイトに「サービス終了のお知らせ」を掲載した。同じ日のうちに、公式X@w_quest_comでも同内容が告知されている。
注目すべきは、告知と終了が同じ日だという点だ。運営は同日をもってサービスを終了したとしており、事前の予告期間はなかった。
理由は「サーバーで使うPHPの深刻な脆弱性」
運営の説明によると、ワールドクエストのサーバーで使われているPHP自体に、深刻な脆弱性が見つかったとの発表があったという。ただ、このゲームは古い仕組みで動いており、十分な対策を取ることが難しい。そこで運営は、利用者の情報を守ることを最優先に、サービスを続けない判断を下した。
通常、ゲームの終了は数週間から数か月前に告知され、最終イベントなどを挟んで幕を引くことが多い。今回のように、脆弱性への対応が難しいと判断して即日で止めるのは珍しいケースだ。運営もこの点を踏まえ、突然の知らせになったことを謝罪している。
正式な挨拶は後日、サイトで掲載予定
今回のお知らせは緊急対応のためのもので、運営は、あらためての挨拶をサイトのページに掲載する予定だと案内している。アカウントやデータの扱いなど、今回の告知文で触れられていない点は、記事執筆時点では確認できていない。続報は公式サイトと公式Xで確認したい。
2011年から続いた旅行ゲーム
報道によると、『ワールドクエスト』は世界旅行をテーマにした旅行ゲームで、2011年から2019年にかけてアプリやGREE、Mobageなどで公開されていた。2020年5月にはコロナ禍を受けて復活したと伝えられている。なお、この経緯は報道ベースで、公式サイトの告知には記載がない。
長く愛されてきたタイトルが、ゲーム内容ではなく基盤技術の安全性を理由に幕を下ろすことになった。古いシステムを使い続ける運営の難しさを感じさせる出来事でもある。








