「異議あり!」が目の前に。『逆転裁判5 VR』が2027年に発売へ

あまた株式会社は2026年9月24日、シリーズ第5作を題材にしたVRタイトル『逆転裁判5 VR』を2027年に発売予定と発表した。同日、公式ティザーサイトとアナウンストレーラーも公開されている。著作権表記は「©CAPCOM Licensed to and published by AMATA K.K.」で、カプコンからライセンスを受けたあまたが発売する形だ。

本作はMetaが2026年9月23日のMeta Connect 2026で紹介した、新型VRデバイス「Meta VR Glasses」向けタイトルのひとつでもある。Meta Store上の名称は『Phoenix Wright Ace Attorney: Dual Destinies VR』。Meta Horizon Storeの作品ページも用意されており、配信はダウンロード版となる。価格は現時点で未定だ。

上のロゴでは、指を突きつけるおなじみのシルエットに「5VR」の文字が重なる。キービジュアルには成歩堂龍一、王泥喜法介、希月心音の3人が並び、崩れかけた法廷を背に立っている。

まずはアナウンストレーラーで、VR法廷の空気を確かめたい

紹介動画

アナウンストレーラーでは、VR空間に立ち上がるシリーズの世界観が確認できる。プレイ時間は15時間以上で、ひとりで遊ぶ作品として設計されている。

ゲーム画面では、成歩堂が証人席に向けて指を突きつける、あの決めポーズが3Dで描かれている。平面の画面越しに見ていた動きが、立体的な法廷の中で目の前に現れる。

探偵パートは「触って調べる」、法廷パートは「矛盾を突く」

探偵パートでは、臨場感のある事件現場を歩き回って調べていく。スクリーンショットには、事務所の棚に並ぶ黄金の像を手に取る場面があり、そばで希月心音が「おお、トロフィーがあります!」と声を上げている。気になる物を自分の手で持ち上げ、じっくり眺められるのがVRならではの魅力だ。

こちらの場面では、帽子と三つ編みが目印の成歩堂みぬきが、みかんを手にこちらを見つめ、隣では王泥喜法介が腕を組んで立っている。背後には警官の姿も見え、登場人物と同じ部屋に立っているような距離感が伝わってくる。

法廷パートの目的は、証人の証言と証拠品の間にある矛盾を見つけることだ。あわせて「ココロスコープ」や「カンガエルート」といったシリーズ特有のシステムも、VR向けに再現される。

画面には、みぬきの姿と、感情を表すアイコンが円状に並ぶ操作画面が映っている。「おかしな感情を選ぶんだ!」という案内文が表示されており、感情の揺れから証言の矛盾を探る場面だとわかる。

証拠品の写真を手に取って確かめる場面もある。写真には、ペンを抱えた赤いゾウのぬいぐるみと時限装置のような箱が写り、横の資料には「HH-3000爆弾」の文字が見える。証拠を手元に引き寄せて見比べる動きが、そのまま推理の手触りにつながりそうだ。

対応機種は多め。ハンドトラッキングにもコントローラーにも対応

対応プラットフォームは、Meta VR Glassesのほか、Meta Quest 3/3S、Quest Pro、Quest 2。操作面では、指先でつまんだりタップしたりするハンドトラッキングに対応し、コントローラーでも遊べる。

対応言語は日本語、英語、フランス語、ドイツ語、韓国語、繁体字中国語、簡体字中国語の7言語。IARCのレーティングは12+となっている。

最新情報は公式X(@AceAttorneyVRJP)で追えるほか、素材が必要な媒体向けにはプレスキット、取材や問い合わせ用にはお問い合わせページも公開されている。

発売を担うのは、カプコンからライセンスを受けたあまた

あまた株式会社

あまた株式会社

あまた株式会社は2008年6月設立のゲーム開発・パブリッシング企業で、東京都千代田区に本社を置く。『逆転裁判5 VR』ではカプコンからライセンスを受け、発売を担当する。

あまた株式会社は、今回の『逆転裁判5 VR』でカプコン作品のVR展開を担う。発売は2027年、価格は未定。Meta VR Glassesの登場と合わせて、シリーズの法廷バトルがどんな形で立体化されるのか、続報が待たれる。