死んで繰り返す昭和の農村、『虧月の夜』がSteamに姿を見せた

エディアが手がけるタイムリープサバイバルホラーADV『虧月の夜(きげつのよる)』のSteamストアページ(英題:Kigetsu: Night of the Waning Moon)が公開され、あわせて体験版の配信が始まった。公式サイトのNEWSにも、2026年10月16日付で体験版配信の告知が掲載されている。

Steamの発売予定日は「Coming soon」で、日付は未定。ストアページに価格の記載もなく、現時点で確認できるのは「Steamに来る」「体験版で先に触れられる」という2点だ。ストアは日本語と英語に対応している。

舞台は閉ざされた村。主人公は死ぬたびに同じ時間へ戻る

本作の舞台は昭和初期の閉鎖的な農村。主人公は命を落とすたびに同じ時間へ戻され、繰り返しの中で村に潜む真相へ迫っていく。公開されている場面写には、頬に血と涙を滲ませ、床に倒れたまま怯えた目をこちらへ向ける人物が描かれており、一度の「死」の重さが伝わってくる。

格子越しに笑みを浮かべる眼帯の人物と、その手に抱かれるように顔を覆われた人物。助けなのか、脅威なのか。この一枚だけでは判断がつかない不穏さが、ADVとしての読み解きの楽しみを予感させる。

松明の輪、燃える集落、月の下の異形

暗い森の中、鍬や鎌、熊手を手にした村人たちが、ランタンの明かりに顔を浮かび上がらせて詰め寄る場面。表情は怒りとも恐怖ともつかず、閉ざされた共同体の圧力が画面からにじむ。

欠けた月が浮かぶ赤い空の下、血に濡れた白い外套の人物と、長い髪の異形が対峙するカット。サバイバルホラーを名乗るだけあり、逃げるか立ち向かうかの緊張が伝わる。

炎に包まれる集落を、丘の上から並んで見つめる二人の後ろ姿。繰り返される時間の果てに、何が待っているのか。静かな構図が、かえって物語の大きさを感じさせる。

紹介動画

公式のオープニングムービーはYouTubeで公開されている。公式YouTubeチャンネルも確認できる。

Switch版は発売済み、Steam版は続報待ち

本作はすでにNintendo Switch向けに2026年1月29日に発売されており、ニンテンドーeショップなどで購入できる。価格は通常版・DL版とも4,800円(税込5,280円)、CEROレーティングはD(17才以上対象)だ。原案は『ギャラクシーエンジェル』シリーズや『.hack』などのアニメ作品で知られる森本浩二氏が手がけている。

Steam版については、発売日・価格とも未発表。気になる人は、まずストアページから体験版を試し、ウィッシュリストに入れて続報を待つのがよさそうだ。最新情報は公式X(@kigetsunoyoru)でも発信されている。