話題の「超古代乙女ゲーム」、ついに本格開発へ

SNSで話題を集めた乙女ゲーム『なら☆こい 〜古代人なれど恋したひ〜』の企画を、サイバーステップが引き継いで開発することが発表された。ジャンルは「超古代乙女ゲーム」と名付けられたノベルゲームで、対応プラットフォームはWindows(Steam)とNintendo Switch。企画・原案・シナリオは、引き続きあをにまる氏が手がける。

発売時期と価格は、今回の発表では示されていない。最新情報は公式X(@NaraKoi_PR)で案内される。

個人制作から、会社の開発体制へ

もともと本作は、あをにまる氏が個人で進めていた企画だった。あをにまる氏が運営者のひとりを務めるXアカウント「卑屈な奈良県民bot」(@nntnarabot)で話題になり、2026年5月7日のファミ通.comの記事では、開発が停滞していることと協力会社を募集することが明かされていた。

この募集にサイバーステップが手を挙げ、あをにまる氏と協議した結果、企画と開発を引き継ぐことで合意したという。開発を担うのはサイバーステップ。イラストはばっきーぬ氏が担当する。原案者の持つ世界観はそのままに、制作を会社の体制へ移して完成を目指す形だ。あをにまる氏の発信は@aonimaru_gamesで確認できる。ファミ通.comにはインタビュー記事も公開されている。

舞台は奈良、相手は聖徳太子ら奈良ゆかりの偉人たち

本作の舞台は奈良。聖徳太子をはじめ、奈良にゆかりのある偉人たちと学園生活を送る内容になっている。公開されたキービジュアルでは、聖徳太子を思わせる人物が大きく描かれ、「開発決定のおしらせ」の文字が添えられている。

開発中画面に見える、乙女ゲームらしさと奈良らしさ

公開された開発中のスクリーンショットでは、書架の並ぶ図書室で、聖徳太子風の人物が制服姿の少女に迫る場面が確認できる。名前欄には「小野妹子」とあり、セリフは「まさかこの状況……『笏ドン』ってやつ……!?」。壁ドンならぬ「笏ドン」という言葉遊びが、古代と学園ものを掛け合わせた本作らしい一場面だ。

もう一枚は、画面いっぱいに押し寄せる鹿の群れ。奈良を象徴する存在が、迫力のある構図で描かれている。名前欄の「小野妹子」は「え?」と固まっており、状況の唐突さが伝わってくる。どちらも開発中の画像で、製品版では変更される可能性がある。

続報は公式Xで

個人の企画から会社の開発へと移った『なら☆こい』。発売時期や価格といった肝心の情報はこれからだが、笏ドンと鹿の大群という開発中画面だけでも、独特のユーモアは十分に伝わってくる。気になる人は公式Xをフォローして、続報を待ちたい。