全滅の先で、助けられるのは「たった1人」

デス組合とFlashlight Gamesが手がけるローグライトRPG『勇者パーティはぜんめつしました。』が、2026年11月10日にPC(Steam)で発売される。当初は2026年7月22日の発売予定だったが、バランス調整などの最終調整のため、2026年第4四半期へ延期されていた。今回、Steamストアページに発売日が示された形だ。
本作は「高湿度・激重感情RPG」と紹介されている。主人公は、救助隊の生き残り。壊れてしまった仲間4人のうち1人だけを選び、ふたりでダンジョンからの脱出を目指す。価格はストアページ上では現時点で未定。対応言語は日本語・英語・簡体字中国語で、Steamのウィッシュリストは15万件を超えているという。
「はい」「いいえ」しか話せない勇者に、人形の戦士。選べる相棒は一癖ある4人

パートナー候補は、「はい/いいえ」しか話せない勇者、力を失った魔法使い、人形の姿に囚われた戦士、精神が不安定な僧侶の4人。誰を連れていくかで道のりも会話もがらりと変わり、4つの独立したルートと、選択に応じたマルチエンディングが用意されている。

公開されたスクリーンショットでは、会話シーンが漫画のコマのような枠で見せられている。戦士が「コイツは、殺すか?」と問いかける場面は、本作の殺伐とした空気を端的に伝えるものだ。

鉄格子の向こうから語りかける魔法使いは、「即死罠じゃあなかっただけむしろ幸運だろ?」と、牢のような場所でも妙に冷静だ。重い状況を軽口で受け流す温度差も、本作の持ち味になりそうだ。

僧侶は、「その刹那に感じた導きこそが、私が信じる大いなる神の力」と語る。穏やかな笑みの奥に危うさがにじむ場面で、「壊れた仲間」というコンセプトがよく表れている。
使い捨ての武器とカード戦闘、呪いまで使ってやりくりする脱出劇

戦闘はターン制のカードバトル。ストアページによれば、スキルで勝負する形式と確率で進む形式の2つの戦い方が用意されている。武器やアイテムは100種類以上あり、いずれも使用回数に限りがあるため、どこで使い切るかの判断が生死を分ける。さらに「呪い」のシステムを使えば、不利な結果をひっくり返すこともできるという。
テキスト量は40時間以上、描き下ろしイラストは400枚以上とされ、物語面のボリュームも大きい。血や死の描写、ホラー、心理的な恐怖表現を含む点は、購入前に押さえておきたい。
紹介動画
体験版は2026年2月のSteam Nextフェスで先行公開され、その後も配信されている。製品版の前に雰囲気を試したい人は、まず体験版から触れてみるのがよさそうだ。最新情報は公式X(@Annihilated_JP)で告知される。








