株式会社ドリコムは2026年9月15日、名作RPG『ウィザードリィ』シリーズの45周年を祝う記念発表の一環として、1995年発売のスーパーファミコン版『ウィザードリィVI 禁断の魔筆』のSteam移植を発表した。長らく入手困難な作品だった本作が、2027年に新たな形で遊べるようになる。

Steamストアページでは現在ウィッシュリスト登録が受付中で、詳しい価格や発売日などの情報は後日公開されるとしている。

古城に隠された魔法のペンを巡る物語がそのまま蘇る

『ウィザードリィVI 禁断の魔筆』は、古城のどこかに隠された魔法のペン「コズミック・フォージ」を巡って冒険者たちが謎を追う物語。オープニングで映し出される「この世には知らねばならないことがある」という一文からも分かる通り、単なる剣と魔法のダンジョン探索にとどまらない、シリーズ屈指の重厚なシナリオで知られる一本だ。

ビジュアル面はイラストレーターの末弥純氏、音楽は羽田健太郎氏がそれぞれ手がけており、今回のSteam移植でもスーパーファミコン版当時の雰囲気がそのまま持ち込まれる見込みだ。

パーティ編成からダンジョン探索まで、SFC版そのままの手触り

戦士・侍・僧侶・盗賊・忍者・魔法使いといった6人パーティを編成し、キャラクターメイキングから冒険がスタートする様子は、当時のスーパーファミコン版そのまま。画面左右にはFIG(戦士)・SAM(侍)・PRI(僧侶)・VAL(盗賊)・NIN(忍者)・MAG(魔法使い)の並びとHPバーが表示され、旧来のファンには懐かしい構成になっている。

ダンジョン内では僧侶が「ディスペル・アンデッド」の呪文を唱える場面も確認できる。滝の流れる神秘的な一室など、探索先ごとに表情の異なる場所が用意されているのも本作の魅力のひとつだ。

戦闘では「クリーピング・バイン」のようなモンスターが牙をむき、パーティメンバーにダメージを与えてくる場面も。一人称視点でモンスターが画面いっぱいに映し出される演出は、初代『ウィザードリィ』から続くシリーズの伝統だ。

十字型の通路が入り組む自動マッピング機能も搭載されており、複雑なダンジョンを踏破する手がかりになる。

1981年生まれのシリーズが迎えた45周年、その記念の一本として

『ウィザードリィ』シリーズは1981年にアメリカで発表されたコンピューターRPGで、2026年に生誕45周年を迎えた。今回のSFC版『ウィザードリィVI』移植は、この45周年を祝う一連の記念発表のひとつとして公開されたものだ。

紹介動画

告知PVでは、今回のSteam移植に向けた雰囲気を感じ取ることができる。より詳しい情報については、特設サイトでも今後案内される予定だ。長年ソフトの入手性がネックとなっていた本作だが、Steamでの移植によって、新旧問わず多くの冒険者がコズミック・フォージの謎に挑めるようになりそうだ。気になった人は、まずはウィッシュリストへの登録から始めておきたい。