女性だけの異世界で、唯一の男が6人のヒロインを救う

株式会社彗星社のゲーム製作ブランド・ULTRANOVA Entertainmentは、3D恋愛アクションアドベンチャーゲーム『ブルーバイト』を発表した。2026年冬に家庭用ゲーム機およびPC(Steam)向けに発売予定で、価格は未定。2026年9月10日からSteamストアページでウィッシュリスト登録を受け付けている。

本作の主人公・千種ツヅルは、男性が絶滅した異世界へと召喚され、その世界で唯一の男となる。女神から託された使命は、女性の生命活動を止めてしまう謎の病気「ブルーバイト」に苦しむ人々を治療すること。時空をまたぐ謎を追いながら、6人のヒロインとの関係を築いていく。

発売予定の家庭用ゲーム機について、具体的な機種は現時点で明らかにされていない。今後の情報は公式サイトと公式Xで案内される予定だ。

会話と選択が結末を変える、全13章のアドベンチャーモード

物語はマルチエンディング形式の全13章で構成される。「アドベンチャーモード」では主人公の視点からヒロインたちと会話し、選択肢を選びながらストーリーを進めていく。

登場するヒロインはフルボイスで、3Dモデルによる多彩なモーションにも対応する。メインストーリーとは別にヒロインごとのサイドストーリーが用意され、会話で選んだ言葉によって好感度が変化。積み重ねた選択はエンディングにも影響するという。

公開された開発中の画面では、街中で人物と話し、複数の返答からひとつを選ぶ場面を確認できる。選択肢は相手の記憶を探るものから、別の可能性を示すものまで幅があり、人物との距離感を考えながら会話を組み立てる作品になりそうだ。

メイド、巫女、警察官――異なる立場の6人が物語を彩る

ヒロイン6人のキャラクターデザインは、イラストレーターのトモゼロ氏が担当。それぞれの職業や性格が衣装、装飾、指先まで細かく反映されている。

登場するヒロインと担当声優は以下の通り。

  • 全肯定の完璧メイド「ヒマリ」:陽向葵ゅか
  • 謎多きクールな巫女「エンジュ」:青葉りんご
  • 正義感あふれる元気な警察官「リンド」:山田じぇみ子
  • 天真爛漫なドジっ子バニー「アセビ」:民安ともえ
  • 過保護なおっとりした教師「マユミ」:伊ヶ崎綾香
  • 夢見るツンデレ女子学生「ラン」:秋野かえで

シナリオ原案は小林且典氏、シナリオライターは藤原休樹with企画屋が担当する。6人との恋愛だけでなく、男性が絶滅した理由や「ブルーバイト」の正体を巡る物語がどのように各ルートへ分岐していくのかも注目点となる。

現代的な街から南国まで、3Dフィールドを歩いて任務に挑む

もうひとつの柱となる「ミッションモード」では、プレイヤーが主人公を直接操作して3Dフィールドを探索する。指定された場所へ向かうだけでなく、「ブルーバイト」の発症者を見つけて治療するなど、物語に沿ったさまざまな目的が用意される。

ゲームの進行に応じて新たなフィールドも解放される。公開画面には現代日本を思わせる市街地が映っており、発表では南国のリゾートを含む複数のエリアが登場すると説明されている。

テキストを読み進めるアドベンチャーパートと、自分の手で情報や人物を探す探索パートが、どのようなテンポでつながるのかは今後確かめたいところだ。音声は日本語、字幕と画面表示は日本語・英語・中国語の繁体字および簡体字に対応予定となっている。

東京ゲームショウ2026で作品世界をイメージしたブースを展開

『ブルーバイト』は、2026年9月17日から21日まで幕張メッセで開催される「東京ゲームショウ2026」に出展する。展示場所は展示ホール2の北口側。ゲーム内の3Dマップで描かれる街を建設中の様子をイメージしたブースとなる予定だ。

開催時間は、ビジネスデイの9月17日・18日が10時から17時まで。一般公開日の9月19日・20日は9時30分から17時まで、最終日の9月21日は9時30分から16時までとなる。

会場にはヒロインをイメージした衣装で、コスプレイヤーのしおのめりさんと松岡奈々さんが登場予定。展示内容などの追加情報は公式Xで順次発表される。

開発・販売を手がけるULTRANOVA Entertainmentは、コミック出版やアニメ製作などを展開する株式会社彗星社のゲーム製作ブランドだ。発売機種の詳細や価格を含め、今後どこまで情報が明らかになるのか注目したい。