『PHYSINT』のパブリッシャーがXBOXに決定、コジマプロダクションとの協業が拡大

XBOXとコジマプロダクションは2026年9月9日(米国時間)、小島秀夫監督が手がける新作『PHYSINT』のパブリッシングに向けてパートナーシップを拡大したと発表した。XBOX Wireに掲載された発表文によれば、これによりXBOXが『PHYSINT』の出版元となる。

発端は2026年6月、ソニーからの突然の契約解除通達

今回の発表に至る経緯は、小島秀夫監督自身が公式Xで明かしている。2026年6月中旬、PlayStation Studiosから『PHYSINT』プロジェクトをキャンセルする旨の通達が突然届いたという。『PHYSINT』は2024年の発表当初、PlayStation向けタイトルとして展開されていた作品であり、この通達は開発の土台そのものを揺るがすものだったといえる。小島監督はそれから3カ月にわたり、新たなパートナーを探し続けてきたとしている。

XBOXとの協業は『OD』に続き2作目、映画・TV分野にも拡大

XBOXとコジマプロダクションの協業は、これが初めてではない。映画監督Jordan Peele氏を迎えた『OD』に続く2作目として、今回『PHYSINT』が加わった形だ。しかも両者の関係はゲーム分野にとどまらず、映画・テレビ分野にまで広がっていくという。

XBOX CEOのAsha Sharma氏はコメントで「クリエイターには、自らのアイデアをどこで、どのような形で実現するかを選ぶ自由がある」「小島氏が『PHYSINT』でコジマプロダクションと共にXBOXを選んでくれたことを光栄に思う」と述べている。

一方、小島秀夫監督は「これによりXBOXとの関係は『OD』を超えて広がる」「『PHYSINT』の開発を進める中で、世界中のプレイヤーに向けてアクション・エスピオナージのジャンルを再定義することに引き続き取り組む」とコメントした。

コジマプロダクション設立後3本目の完全新作オリジナルIP

『PHYSINT』は、コジマプロダクション設立後に生み出される3本目となる完全新作オリジナルIP。プラットフォームの移り変わりという大きな出来事を経てなお、開発が止まることなく次の一歩へ進んだことになる。現時点で発売時期や価格、詳細なゲーム内容は明らかにされておらず、今後の続報が待たれる。