ホワイトハウスの新設サイトに、テトリス風「壁建設」ゲームが登場していた

米ホワイトハウスは2026年9月3日、ブラウザで遊べるミニゲーム集サイト『ARCADE.GOV』を公開した。このサイトに含まれていたのが、『Build the Wall』と題された作品だ。積み重なって落ちてくるブロックを操作するテトリスを思わせる仕組みで、南部国境に見立てた壁を築き、越境者の侵入を防ぐという内容だった。

テトリス社「関与しておらず、著作権侵害は重く受け止める」

この件について、テトリス社は2026年9月4日、公式X(@Tetris_Official)で声明を発表した。声明では「テトリスは、人々を分断するのではなく、つながりの力で結びつけることを信条としている」という趣旨のメッセージを掲げたうえで、「『Build the Wall』の制作にテトリス社は一切関わっていない」こと、そして「著作権侵害は非常に重く受け止めている」ことを明記した。

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テトリス社の広報担当者は米メディアの取材に対し、ホワイトハウス側にテトリスのブランドや知的財産の使用を許諾・ライセンスした事実はないと説明している。

声明から4日、ゲームは静かに姿を消した

ホワイトハウスは2026年9月8日、『Build the Wall』を『ARCADE.GOV』から削除した。これにより、サイトに掲載されていたゲームは5作品から4作品に減っている。削除の理由について、ホワイトハウス・テトリス社の双方から正式なコメントは出されていない。

なお『ARCADE.GOV』には、Xboxやパックマン、PlayStation、ソニックといった他ブランドを連想させる要素や、移民税関捜査局(ICE)の活動と結び付けたとみられるゲームも掲載されており、著作権侵害や政治的利用への懸念がたびたび指摘されている状況だった。今回の一件も、そうした懸念が現実の対応につながった事例として注目されている。

出典:The Tetris Company 公式Xアカウント(@Tetris_Official)