松野泰己氏が語った『ベイグラントストーリー』新作の構想とは
2026年10月25日、『タクティクスオウガ』『ベイグラントストーリー』『ファイナルファンタジータクティクス』などの開発に携わった松野泰己氏が、自身のXアカウントで『ベイグラントストーリー』の新作に関する構想を長文で投稿した。投稿は、『サガ』シリーズのクリエイターとして知られる河津秋敏氏が新作について尋ねたことを受けた返信という形で、松野氏が考えを述べたものだ。
なお、これはあくまで個人的な構想であり、新作が実際に企画されているわけではない。
『ベイグラントストーリー』は、2000年2月10日に発売されたPlayStation用ソフト。往年のファンにとっては、新展開が長く待たれてきた作品でもある。
土台は「アクションとコマンドのハイブリッド」
松野氏が構想の土台に挙げたのは、第三者視点のアクションとコマンド型を組み合わせたハイブリッドなRPGだ。『エルデンリング』や『ゼルダの伝説』と同じ路線を進む意味はない、との考えも示している。
もうひとつの要素が、仲間を連れて歩くこと。初代PlayStationの性能では断念した要素だが、『ファイナルファンタジーXII』で実現済みだと松野氏は振り返っている。そのうえで、同行者を強力な戦力ではなく、足手まといになる一般人にすれば独自性が出せるのではないか、と語った。
軸は「サバイバル」と「レスキュー」
構想の主軸とされたのは、現地調達の武器・防具・薬品を頼りにする「サバイバル」と、生存者を助ける「レスキュー」だ。
- 救出できない相手が出てくる場面を盛り込む
- どちらかしか助けられない、という選択を迫る
- 生存者との会話を通じて、物語の秘密が少しずつ明かされる
こうした要素が挙げられている。限られた資源のなかで人を守り、時には取捨選択を迫られる、緊張感のある体験を思わせる内容だ。
河津秋敏氏は「ヒリヒリしたゲームになりそう」
この構想に対し、河津氏は自身のXへの返信で、「シズル感のあるヒリヒリしたゲームになりそう」とコメント。「いつか実現する事を願っています」と期待を寄せた。
松野氏は2026年10月24日に61歳の誕生日を報告していた。その翌日の投稿という流れだ。具体的な発表や続報は現時点で確認できていないが、長年のファンにとっては想像をかき立てられる話題となった。










