絵心は不問。落書きがビーストになる対戦ゲーム

個人開発者Maveroniによる『ラクガキビースト』が、2026年9月24日にSteamで配信を開始した。対応OSはWindowsとmacOS、対応言語は日本語と英語となっている。

本作は、自分で描いた絵に名前を付けて登録すると、AIが絵と名前をもとに属性、能力値、技、性格、設定などを生成するお絵描きバトルゲーム。上手に描くことを競うのではなく、簡単な落書きも描き込んだ一枚も、それぞれ異なるビーストとして戦わせられる。

価格は通常980円(US$6.99)の買い切りで、ゲーム内課金はない。Steamでは記事執筆時点で発売記念の10%オフが適用され、882円で販売されている。

描いて、名付けて、予想外の技と出会う

描画画面には、太さを選べるブラシやバケツ、消しゴム、スポイト、ミラー、拡大・縮小といったツールが用意されている。画像では、四角い胴体に工具の腕を備えたロボットが、手描きらしい線で描かれていることを確認できる。

手ブレ補正や複数のカラーパレットも利用できるため、短時間の落書きから色を塗り分けた作品まで、自分のペースで作成可能だ。

登録後は、描いた絵が一体のビーストとして紹介される。画像の「スパナロボ」には光属性とサイズMが設定され、技のひとつとして、威力やコストを伴う「工具粉砕撃」が生成されている。

名前も生成結果に関わるため、同じ絵を異なる名前で登録し、どのような能力や技が生まれるかを比べる楽しみ方もできる。力作に意外な性格が付いたり、素朴な落書きから物騒な必殺技が生まれたりと、登録するまで結果が分からない点が本作の見どころだ。

購入前に生成の感触を確かめたい場合は、1日3回まで利用できる無料のブラウザ体験版も用意されている。

3体を選び、属性とコストを読んで戦う

生成したビーストから3体を選び、チームを編成してターン制バトルに挑む。画像では、光属性の「スパナロボ」「つよいプリン」「まどうネコ」が、水・光・火属性の見本チームと向かい合っている。

戦闘では通常攻撃や固有技のほか、交代、防御を選択できる。強力な技ほど多くのコストを消費するため、属性の相性だけでなく、どのタイミングで大技を使うかも判断のポイントになる。

対戦モードはCPU戦に加え、ほかのプレイヤーが共有したチームと非同期で戦う「ゴースト戦」に対応。さらに、Steam上の相手やルームコードを使ったフレンドとのリアルタイム対戦も楽しめる。

リアルタイム対戦では、用意したチーム同士で戦うだけでなく、お題に沿ってその場でビーストを描く遊び方も用意されている。画像では「星を運ぶ郵便屋さん」というお題に合わせ、星の荷物を抱えた青いキャラクターが描かれている。描く時間と対戦相手の進み具合が表示されるため、発想力と手早さも勝負の一部になりそうだ。

まずは無料体験版で、自分の一体を生み出してみよう

『ラクガキビースト』の詳細は公式サイトで確認できる。アップデートなどの最新情報は公式Xアカウント、映像はMaveroniGames公式YouTubeチャンネルから追うことが可能だ。

絵の技量ではなく、描いたものと名付け方から何が生まれるのかを楽しめる本作。気になった人は無料のブラウザ体験版で一体を登録し、AIがどのような属性や技を与えるのか試してみてはいかがだろうか。