発表と同時に配信スタート、『トルネコの大冒険』新装リマスター

2026年9月9日放送の「Nintendo Direct」で、『トルネコの大冒険 不思議のダンジョン ちょっとステキなリマスター』が発表された。同作は放送終了後、間を置かずにNintendo Switch™2、Nintendo Switch™、PlayStation®5、Xbox Series X|S、Steam、iOS、Android、Google Play Games on PCの全プラットフォームで順次配信を開始した。

開発・発売元はスクウェア・エニックス。原作は1993年にスーパーファミコンで発売された『トルネコの大冒険 不思議のダンジョン』で、ドラゴンクエストIVの外伝として生まれ、以降シリーズを重ねる「不思議のダンジョン」というジャンルの第1作にあたる。ゼネラルディレクターは堀井雄二氏、キャラクターデザインは鳥山明氏、音楽はすぎやまこういち氏と、ドラゴンクエストを長年支えてきた顔ぶれがそのまま名を連ねる。2026年はドラゴンクエストシリーズ生誕40周年にあたり、今回のリマスターもその記念企画の一環として送り出された。キャッチコピーは「1000回遊べるRPG」。

紹介動画

公開されたローンチトレーラーでは、当時から続くゲームシステムを踏襲しつつ、グラフィックを一新した姿を確認できる。

潜るたびに姿を変える塔、満腹度と隣り合わせの探索

『トルネコの大冒険』は、フロアの地形や敵の配置が毎回変化する「不思議のダンジョン」を舞台にしたRPGだ。プレイヤーは道具屋の主人・トルネコとなり、HPと満腹度を管理しながら地下深くを目指していく。1993年の登場から今日まで受け継がれてきたこの根幹――潜るたびに違う顔を見せるダンジョンと、一手一手に緊張感のある探索――は、今回のリマスターでも変わらず息づいている。

巻物を読み解き、行く手を阻む敵を打ち払う

道中では、巻物や杖といった道具をどう使うかも攻略の鍵を握る。氷に閉ざされた地下で「イオの巻物」を読み、周囲の敵をまとめて爆炎で薙ぎ払う――そんな一幕も本作らしい光景のひとつだ。持ち物を丁寧にやりくりし、状況に応じた一手を選ぶ判断力が、そのままフロア踏破への近道になる。

一寸先は闇、モンスターハウスと不意打ちの罠

油断は禁物だ。フロアに足を踏み入れた瞬間、複数の敵に一斉に取り囲まれる「モンスターハウス」に遭遇することもある。

魔道士の唱える眠りの呪文にかかってしまえば、なすすべなく攻撃を受け続けることになる。

さらに床に仕掛けられた「トラばさみ」に引っかかり、身動きが取れないまま敵の群れに囲まれる場面も待ち受ける。こうした理不尽とも言える不意打ちの数々が、不思議のダンジョンというジャンルならではの緊張感を生み出している。

Steam版には配信者と視聴者が一緒に楽しめる新機能も

Steam版には、無料の追加機能として「インタラクティブ配信機能」が用意される。配信者と視聴者がリアルタイムで冒険を共有し、視聴者のコメントが冒険の展開に影響するという、今回のリマスターならではの試みだ。

対応プラットフォームと価格、特装版の内容

通常版の価格は、Nintendo Switch™2・Nintendo Switch™・PlayStation®5・Xbox Series X|S・Steamが税込3,520円、iOS・Android・Google Play Games on PCが税込3,500円。Nintendo Switch™2・Nintendo Switch™・Steamには、おでかけランチバッグやリバーシブルパンポーチ、フロアマット、ステンレスタンブラーが付属する特装版「おでかけセット」(税込18,370円)も用意されている。グッズセットのみの購入はe-STOREで税込14,850円。特装版はNintendo Switch™2版、Nintendo Switch™版、Steam版それぞれのページから購入できる。

対応言語は日本語と英語、CEROレーティングはA(全年齢対象)、プレイ人数は1人。続報や配信状況はドラゴンクエスト公式Xでも案内される見込みだ。発表からその日のうちに手に取れる異例のスピード展開だけに、気になる人はまず自分の機種のストアページを確認してみてほしい。

編集部