骨は語る――身元不明の遺体から真相に迫る法医学ミステリー

Studio K Gamesが開発・販売するWindows(Steam)向けタイトル『ボーン・トゥ・ピック(Bone to Pick: Forensic Case Files)』は、法医学研究施設の研修生となって事件に挑むビジュアルノベル形式のミステリーアドベンチャーだ。運び込まれるのは、名前も背景も分からない遺体。骨を読み解いて被害者の身元を特定し、その先にいる殺人犯を追っていく。
物語は全7件の事件で構成される。体験版は2026年10月8日に配信予定で、第1の事件「爆破された車両」をプレイできる。体験版のセーブデータは製品版へ引き継げるため、気に入った人はそのまま続きから進められる。
製品版の発売時期は2027年初頭、価格は905円と伝えられており、ローンチ割引10%も予定されている。なおSteamストアページ上には「Q4 2026」という古い発売時期の表記が残っており、情報が食い違っている点には注意したい。
頭蓋骨を見て、性別・年齢・傷を読み取る

本作の核になるのが、骨の検分だ。画面は頭蓋骨を大きく映した検分パートで、気になる部位をクリックして拡大し、自分の目で異常を探していく。読み取り項目には「基本情報(性別・年齢)」「致命傷・損傷」「上肢の損傷」「死後の経過時間」が並び、先輩のノラが操作を案内してくれる。

骨の洗浄から骨格の組み立てまで、手を動かす作業も用意されている。骨格図の位置へ骨を置いていくパートでは、左右を形で見分ける必要があり、配置完了数と取り違え数がカウントされる。地味に見えて、観察力が試される場面だ。
14種類のミニゲームで、科学捜査の手順を体験

ミニゲームは骨の洗浄、骨格の組み立て、同位体分析、DNA分離など全14種類。画面では、レーザーで歯の断面を削って土地の成分を読み取る分析が描かれ、アメリカの地図上に絞り込まれた地域が示されている。遺体がどこで暮らしていたのかを、化学の手がかりから探る趣向だ。

DNA分析の画面では、二人分が重なった波形から片方を差し引き、残りの人物の型を割り出す作業が登場する。同僚のゾーイが「重なった山」の見方を教えてくれるなど、専門的な内容をキャラクターとの会話で噛み砕いてくれる構成だ。
現場と証言者をめぐり、犯人に迫る

調査は研究室だけでは終わらない。事件ボードには「CASE 06 花嫁の嘘」の被害者エマ・コリンズ(30歳)を中心に、被害者の部屋、発見現場の緑地、婚約者のジュリアン、市警のヴィクター、プランナーのソフィア、母のキャサリンといった調査先が写真付きで並ぶ。聴取の場面も用意され、証言と骨の所見を突き合わせて嘘を見抜いていく。
描写はイラストで表現され、写実的なグロテスク表現は避けられている。また、キャラクター画像・背景・音楽に生成AIを利用していることがSteamページで開示されている。
紹介映像と、気になる人への一歩
紹介動画
本作の最新映像は、Steamページに掲載されている公式YouTubeチャンネルでも確認できる。対応言語は日本語を含む11言語で、日本語でそのまま遊べるのもうれしいところだ。
骨と向き合うミステリーが気になる人は、10月8日の体験版でまず第1の事件を試してみたい。詳細はSteamストアページで確認できる。








