汚れた世界に「歩く家」と共に降り立つ、新作クラフト冒険『Bloomwalker』

Netmarble Neoが手がける新作クラフト冒険『Bloomwalker』が、2026年9月17日に開催されたXbox主催の東京ゲームショウ2026配信の中で新情報を公開した。舞台は、かつて人と自然の精霊「ヒグルディ」が共に暮らしていた世界「ルミノア」。しかしその聖域は汚染に蝕まれ、聖域を守っていた守護者たちまでもが汚染の化身と化して暴走を始めている。

プレイヤーはこの世界に流れ着いた旅人として、相棒である「歩く家」とともに各地の聖域を巡り、蝕まれた世界を少しずつ取り戻していく。対応プラットフォームはXbox Series X|SおよびXbox版PC(Xbox Play Anywhere対応)だ。

聖域を蝕む汚染、その化身と化した守護者たち

本作が目指すのは、生き延びるための緊張感ではなく「世界を取り戻していく喜び」だという。行く手を阻む相手を打ち倒すのではなく、まとわりつく汚染を洗い流し、色彩と生命、そしてヒグルディたちを取り戻していく——それが『Bloomwalker』の基本サイクルだ。画面には、赤いマントの旅人が巨大な壺のような守護者と、そこから噴き上がる紫色の汚染の結晶に相対する場面が描かれており、穏やかな牧草地の風景の中にも確かな緊張感がにじむ。

「歩く家」が繋ぐ、聖域の暮らしと成長

旅の拠点であり相棒でもある「歩く家」は、旅人を聖域から聖域へと運びながら、物語が進むにつれて新たな機能を獲得し成長していく存在だ。公開された画像では、汚染から解放されつつある聖域の一角で、テント状の集落と素朴なヒグルディたちの姿、そして草に埋もれた古い機械の残骸が同居する様子が確認できる。かつての暮らしと荒廃した過去が入り混じる風景こそ、『Bloomwalker』が描こうとしている世界の手触りと言えそうだ。

家の扉の先に広がる、自分だけの「ポケットディメンション」

今回の新映像で新たに公開されたのが、「歩く家」の扉の先に広がる私的な空間「ポケットディメンション」だ。ここでは建物を築き、施設を配置し、思うままに装飾を楽しむことができる。旅の中で得たクラフトの成果は一人で完結するものではなく、集落の復興や住居の建築、仲間へ贈る品々を生み出すための力にもなっていくという。

星空の下に浮かぶ区画の内部には、道具箱や本、階段付きの作業スペースが設けられた小さな工房のような部屋も確認できる。素材集めから調合、そして自分だけの空間づくりまでが地続きになっている様子がうかがえる。

ポケットディメンションには「Familiars(使い魔)」やヒグルディたちが暮らし、次第に賑やかな住処へと育っていく。葉葺き屋根の小さな家に寄り添う大きな白い鳥のFamiliarと、その足もとで身を寄せ合う小さなヒグルディたちの姿からも、この空間が旅の癒やしとして機能していることが伝わってくる。

『二ノ国』ユニバースの新星、その歩み

本作は2025年8月に「Project Bloomwalker」として初めて発表され、gamescom 2025のXboxブースで初のプレイアブル展示が行われた作品でもある。そして今回、同日公開されたXbox WireのTGS2026まとめ記事では、『Bloomwalker』がレベルファイブが生み出した『二ノ国(Ni no Kuni)』ユニバースの一部になったことが明記された。開発を手がけるNetmarble Neoは、Netmarbleが擁するゲーム開発スタジオだ。

現在、本作はSteamのストアページが公開されており、続報は公式X(@Bloomwalker_SNS)で発信されるという。汚染に沈んだ世界に再び花を咲かせる旅の続報を、気になる冒険者は追いかけておきたい。