跳べないからこそ、登り方を考える『Mount Lomyst』

MyDearestが展開するゲームレーベル「BACHI BACHI GAMES」は、HIKO GAMEが開発する2D登山アクションゲーム『Mount Lomyst(ロミスト山のてっぺん)』のパブリッシングを担当すると発表した。同作はBACHI BACHI GAMESにとって、第1弾のパブリッシングタイトルとなる。

対応プラットフォームはPC(Steam)で、プレイ人数は1人。発売時期は未定だが、発表時点ではSteamストアページからデモ版をプレイできる。

2026年5月に京都で開催された「BitSummit PUNCH」では、メディアハイライトアワードの「ファミ通賞」と「ゲームメーカーズ賞」を受賞している。

武器はグラップリングフックと壁登り

本作の大きな特徴は、一般的な2Dアクションでおなじみのジャンプができないことだ。プレイヤーはグラップリングフックを足場へ掛けて体を引き上げ、壁に取りつきながら険しいロミスト山を登っていく。

公開されたゲーム画面では、暗い岩場で頭上の足場へフックを伸ばし、ロープにぶら下がる主人公の姿を確認できる。どこへフックを掛け、残りのスタミナでどこまで進むのか。地形を観察し、次の一手を組み立てる判断が重要になりそうだ。

最新トレーラーでは、フックと壁登りを軸にした実際のアクションや、雪山を包む静かな雰囲気を映像で確認できる。

紹介動画

強風や崩れる足場が、山頂への道を阻む

雪山には、強風や崩れる足場、フックを刺せない壁など、登り方を変える仕掛けが用意される。明るい空と連なる山々を背景に、主人公が垂直の壁へしがみつくゲーム画面からも、足場の配置とフックが届く範囲を見極めるゲーム性が伝わってくる。

舞台は、ひと続きのステージとして構成されたロミスト山。行方不明になったおばあちゃんを探すため、主人公はその山頂を目指す。道中に残された手書きのメモを見つけることで、雪山に隠された物語も少しずつ明らかになるという。

なお、掲載されているゲーム画面は開発中のデモ版を撮影したもので、製品版では仕様が変更される可能性がある。

個人開発作を支える、新レーベルの第1弾

開発を手がけるHIKO GAMEは、個人開発者のHiko氏が率いる日本のインディースタジオ。従来のアクションゲームにある要素をあえて削り、操作と判断を研ぎ澄ます「引き算」の発想で制作を進めている。HIKO GAME公式サイトでは、本作の詳細やプレスキットへの案内も確認できる。

パブリッシングを担当するBACHI BACHI GAMESは、PCおよびコンソール向けのインディーゲームを扱うため、MyDearestが設立したゲームレーベルだ。『Mount Lomyst』では、HIKO GAMEが開発に集中できる体制を支え、独自性のある登山アクションを国内外のプレイヤーへ届けていく。

MyDearest株式会社

MyDearest株式会社

MyDearest株式会社による発表。

発売時期はまだ発表されていない。ジャンプを封じた操作がどのような手触りを生むのか、気になる人はSteamでデモ版を試し、ウィッシュリストへ登録して続報を待ちたい。