東京ゲームショウ2026、セガ/アトラスブースで新作が世界初公開

幕張メッセで開催された東京ゲームショウ2026(9月17日〜21日)。セガ/アトラスブースの「セガパートナーズ」コーナーでは、多数のパートナータイトルに混じって「JULIET IS BACK」の一文が掲げられていた。その正体が、シリーズ完全新作ゲーム『ロリポップチェーンソー 2 Back2Back』だ。開発・パブリッシングを手がけるDragami Gamesと、IPホルダーであるNADA HOLDINGS CORP.のパートナーシップにより制作が進められている。

チェーンソー片手のジュリエットが会場を沸かせる

会場には、ピンクとイエローに彩られた街並みを背景にした撮影スポットが用意され、コスプレイヤーが演じるヒロイン・ジュリエットがピンクのチェーンソーを構えるフォトスポットが来場者の目を引いた。

「LOLLIPOP CHAINSAW」のロゴが掲げられた試遊エリアでは、複数のモニターで実機プレイが可能になっており、常に人だかりができるほどの盛況ぶりだった。

9月18日のブースステージで新情報を解禁

9月18日にはセガ/アトラスブースのステージで先行イベントが実施され、大型ビジョンには「JULIET IS BACK」のキービジュアルが映し出された。

ステージにはコスプレイヤーが登壇し、詰めかけたファンが一斉にカメラを構える場面も。開発を手がけるJP UNIVERSE株式会社の開発ディレクター・那須靖明氏は、ジュリエットを「今の時代のスター」にすることを目標に掲げ、ローラースケートを生かした操作感の作り込みについてもコメントしている。

翌19日のメインステージで「緊急発表」——まさかの実写映画化

翌9月19日には、TGS2026メインステージにも同作が登場。ステージ上のビジョンには「JULIET IS BACK」のキービジュアルとともに、Dragami Games・NADA HOLDINGS・JP UNIVERSEのロゴが並んだ。

紹介動画

新作ゲームの共同プロデューサーを務めるJP UNIVERSE代表取締役・田畑端氏(『ファイナルファンタジーXV』を手がけたことで知られる)が、開発現場の写真や映像を交えて制作の裏側を紹介。さらに『ロリポップチェーンソー』事業責任者でDragami Games代表取締役社長の佐藤昌平氏は、12年の時を経て世に送り出したリメイク版『RePOP』が世界中の幅広い世代に受け入れられたことに触れ、ゲーム・映画・アニメへと世界観を広げていく期待を語った。

そして場内が最も沸いたのが、大型ビジョンに映し出された「緊急発表 映画化決定!」の一文だ。

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国際チームが挑む、劇場版『ロリポップチェーンソー』

映画化発表の場には、映画プロデューサーを務めるKirk Shaw氏(Ambitious Entertainment CEO)とRobert Franke氏(Orange Chariot LLC共同創業者)が登壇。Shaw氏は本作を「稀有なIP」と表現し、国際的な制作チームを組んで映画化に臨む考えを示した。Franke氏は、ゲームの持つ精神を受け継ぎながらも、映画単体として成立する作品を目指すと述べている。プロジェクトIPプロデューサーの結城崇史氏(NADA HOLDINGSシニアプロデューサー)も、長期的なクリエイティブ・ビジョンのもとでフランチャイズを世界へ広げていく姿勢を語った。なお、公開時期や制作体制の詳細は今後の発表を待つ必要がある。

開発と映画、二つのチームが一堂に

ステージ後には、巨大なチェーンソーの造形物を囲んで登壇者たちが記念撮影に応じる一幕も。ジュリエット役のコスプレイヤーを中心に、笑顔で親指を立てる姿からは今回の発表への手応えがうかがえる。

ステージの締めくくりには、Dragami Games・NADA HOLDINGS・JP UNIVERSE三社のロゴの下で、開発陣・映画プロデューサー陣とコスプレイヤーが勢揃いしての集合写真も披露された。

NADA HOLDINGS CORP.

NADA HOLDINGS CORP.

台湾・台北に本社を置くNADA HOLDINGS CORP.は2015年10月設立、代表は鄧橋(Joe Teng)氏。ACGコンテンツIPの開発とプロジェクト運営を軸に、国際市場や業界資源と連携しながらIPを核としたエンターテインメント創出事業を展開する。今回『ロリポップチェーンソー』のIPホルダーとして、Dragami Gamesとの新作ゲーム開発、および実写映画化プロジェクトを主導する。詳細は<a href="https://nadaholdings.com/" target="_blank" rel="noopener">NADA HOLDINGS公式サイト</a>で確認できる。

会場の熱気そのままに、続報を待ちたい

セガ/アトラスブースの外観には、大きく「LOLLIPOP CHAINSAW BACK2BACK」のロゴと「JULIET IS BACK」のビジュアルが掲げられ、試遊列の最後尾案内が出るほどの人気ぶりだった。新作ゲームの対応機種や発売時期、そして実写映画版の詳細はまだ明らかになっていないが、シリーズを支えてきたスタッフと新たに加わった国際チームの双方が本気で挑む今回のプロジェクトから、今後も目が離せない。最新情報は公式X、開発元JP UNIVERSE公式サイトなどで随時発信される見込みだ。