干上がった大西洋を走る、終末の貨物列車

『Australia Did It: End-of-the-World Railway Defense Business』は、大災害によって大西洋が干上がってしまった世界を舞台に、貨物列車を守り抜くアクション/ストラテジーだ。開発はRami IsmailとAesthetician Labs、パブリッシャーはMystic Forgeが務める。Steamストアページに記された配信予定日は2026年11月10日(海外表記。日本時間では11日にあたる可能性があるが、ストア上に日本時間の明記はない)。価格は現時点では掲載されていない。
ストアページには、『Nuclear Throne』『Luftrausers』『Ridiculous Fishing』の共同制作者が手がける作品という紹介が添えられている。ジャンルの異なる要素を一本に束ねるのが持ち味の作品だ。
駅で布陣を練る、コンパクトなターン制戦略

遊びの前半は、列車が駅に止まっている間のターン制パート。出発前にユニットを配置し、押し寄せるモンスターから列車を守る。画面では、菱形に区切られた戦場の中央に列車があり、その周囲を銃やバズーカを構えたガンマンたちが取り囲み、外側からはバッタやサソリ、ゴキブリといった巨大な虫が迫っている。配置と立ち回りが勝敗を分ける、手応えのある戦術パートだ。

ユニットは合成が可能で、30種類以上のユニットから1,500通り以上の組み合わせが生まれるという。ユニットを選ぶとHPやダメージ、移動力などの能力と特性が表示され、画面の例では地雷投げ(MINETHROWER)のユニットがレベル5まで育っている。どう育てどう組むかという編成の工夫が、そのまま戦力になる設計だ。
出発したら、大群を蹴散らすオートバトルの旅へ

列車が動き出すと、駅と駅の間は一転して、モンスターの大群と戦うオートバトルの道中になる。画面は爆煙や閃光、飛び散る血しぶきで埋め尽くされ、曲線を描く線路の上を列車が進みながら、配置した仲間たちが自動で迎え撃つ。下部には各ユニットのスキルが並び、先ほどの布陣がどう効いてくるかを見届ける場面だ。

砂漠のステージでは、ロケット弾が尾を引き、緑色の爆発が群れを巻き込む。上部の進行バーには列車の現在地と、道中にある次の目的地が示されている。駅での判断が道中の戦いに、道中の結果が次の駅へとつながるのが、本作の核となる流れだ。
次の行き先を選ぶ、ローグライトの路線図

ローグライト要素を支えるのが、分岐する路線マップだ。次の目的地を選ぶ画面には、ルートの危険度や駅ごとの危険レベルが表示され、「シールドを持つドローンが出現」「ゴキブリが少数出現」といった予告も確認できる。どの路線をたどり、どの駅で戦うかを選ぶ判断も、貨物を無事に届けられるかを左右する。
無料体験版と公式情報
本作は、Steamで無料体験版が配信されている。対応言語は日本語を含む11言語。ストア情報の詳細はSteamストアページで確認できる。
本作は2025年9月、Mystic ForgeとRami Ismailによって「tactical reverse bullet hell(戦術的な逆・弾幕ゲーム)」として発表された経緯がある。2026年2月のSteam Next Fest(2月23日〜3月2日)では体験版が公開されていた。
最新情報は、公式X(@AustraliaDidIt)のほか、Discord、Bluesky、TikTok、Instagram、Facebook、Steamコミュニティで発信されている。気になる人は体験版を触って、ウィッシュリストに入れておきたい。










