ホワイトハウス公式サイトに5本のミニゲーム、「ARCADE.GOV」が登場
米ホワイトハウス(大統領府)の公式サイトに、2026年9月3日(米国時間)、ブラウザで遊べるミニゲーム集「ARCADE.GOV」が公開された。教育目的の企画ではなく、トランプ政権の政策テーマを盛り込んだ全5種類のゲームが並ぶ内容で、公開直後から話題になっている。サイトには「Coming Soon」の表示もあり、今後さらにゲームが追加される可能性を示唆している。
テトリス風の「壁作り」、フラッピーバード風の飛行ゲームも
収録されているのは以下の5本。
- Flappy Bill:ハクトウワシで国会議事堂前のナショナル・モール上空を飛ぶ内容で、『Flappy Bird』を想起させる作り
- Build the Wall:『テトリス』を模したパズルゲームで、説明文は「国境を迫り来る大群から守れ」
- Rio Run:国境警備隊が不法越境者とみられる人物を捕まえる内容
- Supply Line:学校給食の食材を仕分け、「Make America Healthy Again」基準で不適切な食品を弾く内容
- Trump Savings Tycoon:子供の「Trump Account」に貯蓄を貯めていく内容
いずれも往年のアーケードゲームやスマホゲームの遊び方を下敷きにしつつ、テーマは移民政策や学校給食改革、子供向け貯蓄制度といった政権の看板政策に沿ったものになっている。
セガ風ロゴが「MAGA」に変形、公式Xの告知動画が波紋
ホワイトハウスは公式X(旧Twitter)アカウントで、Xbox・PlayStation・Nintendoなどゲーム機の起動画面をパロディした告知動画を複数投稿した。その一つでは、セガのロゴが変形して「MAGA」の文字になる演出が使われており、既存ゲームブランドを想起させる作りが議論を呼んでいる。
この演出についてホワイトハウス当局者はCNNに対し、「楽しさと勝利の文化と、民主党が描く暗い社会主義的ビジョンとの対比を際立たせる試み」と説明している。
移民支援団体などから批判、過去にもキャラクター無断使用の経緯
強制送還や国境政策を題材にしたゲームが公式サイトに掲載されたことについて、移民支援団体や人権団体から批判の声が上がっている。
この政権をめぐっては、過去にもポケモンのロゴ(3月5日)、Wii Sportsの映像(3月13日)、どうぶつの森のキャラクター(3月28日)を無断で使用し、各社から批判を受けてきた経緯がある。今回の「ARCADE.GOV」も、既存ゲームの見た目や仕組みを想起させる作りである点が、同様の構図として注目されている。









