昭和レトロな異界へ踏み込む、『アノマリス』正式体験版がついに三機種で

フリューは2026年10月8日、PS5/Nintendo Switch 2/PC(Steam)向けに開発・発売を進めているサバイバルTPS『アノマリス/ANOMALITH』の「正式体験版」の配信を開始した。昭和レトロな雰囲気の異界を探索する作品で、製品版は2026年10月29日発売予定。価格は通常版が8,580円、デジタルデラックスエディションが12,100円(いずれも税込)となっている。

Switch 2版とPS5版の体験版が公開されるのは今回が初めて。Steam版の体験版は2026年8月1日(7月31日)に期間限定で配信され、その後に無期限配信へ切り替わっていたが、今回あらためてSteamのストアページで更新が行われた。公式情報は@AnomalyZCOでも発信されている。

Steam版は更新済み。クリア後に「武装JK衣装」の一部を開発可能に

Steam版の体験版は今回のバージョンアップで、クリア後にデジタルデラックスエディション限定特典「武装JK衣装」の一部を開発できるようになった。あわせて軽微な不具合も修正されている。

画面は、電車の車内で銃を構える主人公と、通路の奥から迫る異形の影。ひび割れた石膏像のような体を持つ敵が、吊り革の並ぶ車両に立ちはだかる。見慣れた日常の風景が、そのまま恐怖の舞台に変わっている。

戦闘は派手な演出も見どころだ。異形の敵の腕が主人公に襲いかかり、赤い軌跡が画面を埋め尽くす。サバイバルTPSでありながら、アクションの勢いも前面に出た一場面といえる。

校舎の廊下、宙に浮く机――探索したくなる異常の風景

白い光が差し込む長い廊下を、主人公が小型の随行ロボットとともに駆け抜けていく。廊下の奥には倒れた車いすのようなものも見え、静けさの中に不穏さが漂う。

窓の外には、無数の机や椅子が宙に漂う異様な光景。日常の空間がねじれ、重力さえ信用できなくなる世界観が一枚で伝わってくる。

武器と素材をやりくりする、インベントリ画面も確認

メニュー画面には、ショットガンやサブマシンガン、ハンドガン、スナイパーライフル、各種弾薬、回復アイテムなどが並ぶ。右側にはウロシバリの頭部という素材が表示され、「開発の素材として使用できる」と説明されている。持ち物のやりくりと装備開発が、サバイバルの手触りに関わってきそうだ。

実況・配信は自由度高め。ガイドラインとファンキットも用意

体験版の公開に合わせ、公式サイトでは2026年10月6日付の配信・投稿ガイドラインが掲載された。体験版は全区間の配信・投稿が可能。製品版は、エンディングを含むゲーム全編を、各地域の正式発売日時以降に配信・投稿できる。

YouTubeなどプラットフォームの公式収益化機能は、個人・法人を問わず利用可能。ただし、ゲーム内の映像・画像・音楽そのものを商品として販売するなど、通常の収益化を超える利用は対象外だ。実況や攻略、レビューを加えた投稿は歓迎される一方、ムービーや音楽の鑑賞が主目的の公開は控えるよう求められている。ネタバレを含む場合は「ネタバレあり」などの表記が推奨される。

実況・配信向けには、日本語・英語・繁体字・簡体字・韓国語の5言語に対応したファンキットも公開された。ガイドラインページでは、関連ページ、フリューのプライバシーポリシー、ソーシャルメディア関連ページも案内されている。

発売まで3週間。まずは体験版で手触りを

製品版の発売は10月29日。まずは体験版で、電車や校舎といった身近な場所が異界に変わる探索と戦闘の手触りを確かめたい。配信や投稿を予定している人は、ガイドラインを事前に確認しておくと安心だ。