娘を救いながら、ゾンビだらけの街を生きる
2010年9月24日に発売された『デッドライジング2』は、カプコンのアクションゲーム『デッドライジング』の続編だ。舞台はネバダ州のカジノリゾートとショッピング施設。元モトクロス選手のチャック・グリーンが、ゾンビの群れをかき分けながら事件の真相を追う。
チャックには、生き延びること以上に切実な目的がある。過去のアウトブレイクで母親に噛まれた娘へ、ゾンビ化を抑える薬「ゾンブレックス」を定期的に投与しなければならないのだ。武器や物資を現地で調達し、生存者を救助し、狂気に陥った人間たちとも対峙する。大量のゾンビを相手にする自由なアクションと、娘を救うための責任が同居していた。

マルチプレイを加え、評価は大きく割れた
開発はBlue Castle Gamesが担当し、初代のプロデューサーだった稲船敬二氏や、初代の開発メンバーも参加した。前作からの新要素や改善に加え、シリーズへマルチプレイを持ち込んだことも大きな変化だった。
当時の評価は「おおむね好評」だった一方、評者によって受け止め方は大きく異なった。Game Informerは10点満点中9.5点を付け、数十時間遊んでも新しい発見があり、周回プレイを前提とした多彩さを高く評価した。一方、GameZoneは10点満点中6点とし、物語やマルチプレイ、多数の不具合を厳しく批判している。豊富な遊び方が支持される一方、完成度への不満もはっきり表れた作品だった。
発売前には架空団体「CURE」を使った宣伝や、映像シリーズ『Zombrex: Dead Rising Sun』も展開された。本編の前日譚『CASE:0』、後日談『CASE:WEST』、フランク・ウェストを主人公に据えた『オフ・ザ・レコード』へ世界が広がり、2013年には『デッドライジング3』が登場した。一本の続編にとどまらず、複数の視点と時間軸で物語を展開する土台を残した。
売上は2011年2月時点で世界220万本を突破。2024年3月31日時点では、世界累計320万本に達している。

いま遊べるのか
当時の対応機種はPlayStation 3、PlayStation 4。現在はWindows版をSteamで購入でき、価格は2,027円。ユーザーレビューは8,877件で、好評率は**78%**となっている。
当時の評価・開発の経緯は、Wikipedia(日本語版・英語版/CC BY-SA)を参照した。画面写真はSteamストアの公開素材。










