レコード店の扉を開けたら、そこはリズムの世界だった

Wired ProductionsとGlee-Cheese Studioは2026年9月22日、リズムアドベンチャー&レコード店経営『MR. RECORDS(ミスター・レコード)』の初となる体験版をSteamで配信開始した。10月開催のSteam Next Festに先駆けての配信で、主人公ジョージの物語の始まりに触れられる最初の機会となる。

あわせてPlayStation 5版とXbox Series X|S版の展開も新たに発表された。すでに発表済みのPC版・Nintendo Switch 2版と合わせ、対応プラットフォームは4機種に広がっている。

音楽を選ぶ力を持つ男、ジョージのレコード店

本作の主人公ジョージには、人の心に届く音楽を選ぶ力がある。けれど長いあいだその力を使うことなく、同じ毎日を繰り返してきた。彼がようやく踏み出したのが、ずっと開きたかった一軒のレコード店だ。先のキービジュアルの足元にちらりと写る白い犬は、ジョージの愛犬バズ。店の看板役として、物語のあちこちに寄り添っているようだ。

同じキービジュアルは、SNSやストアページ向けにさまざまなトリミングで公開されている。

レコードに囲まれたジョージ
レコードとジャケットに囲まれたジョージ
縦位置のキービジュアル
タイトルロゴを添えた縦位置カット
コレクションと佇むジョージ
コレクションと共に佇むジョージ
ロゴを中央に据えたカット
ロゴを中央に据えたスクエアカット
ジョージのアップ
ジョージの表情が際立つアップカット

針を落とせば、そこは別世界

紹介動画

体験版が描くのは、長年の夢を現実に変えようとするジョージの物語の入り口だ。レコードに針を落とした瞬間、その曲がそのままステージに姿を変える。舞台となるのは、ジョージの記憶や感情、人生のひとコマから生まれた不思議な夢の世界。作り込まれた40以上のステージを、音楽に合わせて走り、跳び、滑り、かわしながら駆け抜けていく。

ジャンルを超えて広がる、40以上のステージ

ジュークボックスが響く夢の中のステージ
ジュークボックスが響く、色とりどりの夢の中
巨大な手が支える花畑のステージ
巨大な手にすくい上げられた花畑のステージ
食虫植物が待ち構える緑のフィールド
食虫植物が待ち構える緑のフィールド
ケチャップとマスタードが描く一本道
ケチャップとマスタードが描く、うねる一本道
ステンドグラスが彩る礼拝堂のようなステージ
ステンドグラスが彩る、幻想的な礼拝堂
熱帯の葉に囲まれた水辺の探索シーン
熱帯の葉に囲まれた、水辺の探索シーン
同じ水辺をさらに進んだ探索シーン
同じ水辺を、さらに奥まで進んだ一幕

サウンドトラックはファンク、プログレッシブロック、ヒップホップ、エレクトロ、ワールドミュージック、80年代ポップスまで幅広く、いずれも開発チーム自身の手によるオリジナル楽曲だ。曲ごとに世界観ががらりと変わる作りは、ステージのバリエーションの豊かさにもそのまま表れている。リズムバトルや不思議なミニゲーム、環境の変化、視覚を揺さぶる演出、追跡シーン、そして愛犬バズとのサイドアクティビティまで、ビートに乗るだけでは終わらない仕掛けが次々に登場するという。

レコードを売る先に、それぞれの物語がある

昼のジョージは、レコード店の店主として個性豊かな客と向き合う。写真の常連客ノアが持ちかけるのは「テレビで見たレコードを描いたんだけど、カバンの中で傷んで絵が裏返っちゃった。どれのことか分かる?」という謎かけだ。レコードを売るという何気ないやり取りの裏には、こうした小さな謎解きや隠れた物語が仕込まれている。1枚ずつレコードを知り、客にぴったりの一枚を薦めながら在庫を増やし、ジョージの小さな店を育てていくのが体験版の軸になっているようだ。

音楽の合間に、ジョージの部屋でひと息

店の上にあるジョージの部屋も訪れることができる。ここでは記憶を振り返ったり、進行状況を確かめたり、電話を受けたりしながら、物語と音楽に静かに思いを巡らせられる。画面には「Complete 10 Records」「Solve 19 Clients Riddles」といった目標も表示されており、コレクションを育てていく日々の指針になっているようだ。

開発はフランスのGlee-Cheese Studio

Glee-Cheese Studioロゴ
Glee-Cheese Studio
Glee-Cheese Studioロゴ(白版)
同ロゴの白版

開発を手がけるGlee-Cheese Studioは、フランスを拠点とする独立系ゲームスタジオ。強い作家性を備えたゲーム作りを掲げ、2022年に『A Musical Story』、2023年10月31日に『Headbangers Rhythm Royale』をリリースしてきた。

Wired Productions Ltd.

Wired Productions Ltd.

Wired Productionsは、創造性と誠実さを軸に18年にわたり個性ある作品を送り出してきたイギリス発の独立系ゲームパブリッシャー。代表はLeo Zullo氏。『ShipShaper』『Hotel Architect』などを手がけ、今後は『MR. RECORDS』のほか『AGNI: Village of Calamity』『Kumarn: The Wandering Spirit』などの展開を予定している。

Wired Productionsが手がける他タイトルの情報はSteamの公式パブリッシャーページでまとめて確認できる。

世界中のプレイヤーへ、多言語でお披露目

日本語版タイトルロゴ
日本語版タイトルロゴ
繁体字中国語版タイトルロゴ
繁体字中国語版タイトルロゴ
韓国語版タイトルロゴ
韓国語版タイトルロゴ
英語版タイトルロゴ
英語版タイトルロゴ

タイトルロゴは日本語・繁体字中国語・韓国語・英語とそれぞれ用意されており、グローバル展開を見据えた準備が進んでいることがうかがえる。体験版は現在PC向けにSteamで配信中で、Steam・GOG・Epic Games Store・PlayStation・Xboxの各ストアでウィッシュリスト登録が可能。Nintendo Switch 2でのウィッシュリスト登録も近日対応予定だ。最新情報は公式Discordでも発信されており、メディア向け素材はプレスキットにまとめて公開されている。

10月のSteam Next Festでは、体験版を通じてジョージの物語とリズムアドベンチャーの手触りを確かめられる。Steamの体験版は今すぐプレイ可能だ。レコード店の扉を開けて、一枚の音楽が導く旅に足を踏み入れてみてほしい。