滅びた地球から数万年、手描きの惑星に降り立つ2Dアクション

STUDIOえんが開発し、WorldMapがパブリッシングを手がける2Dアクションアドベンチャー『FANTASTIC JUNCTION(ファンタスティックジャンクション)』の初トレーラーとSteamストアページが公開された。手描きのイラストで描かれた未知の惑星を舞台に、2027年の早期アクセス配信を予定している。
舞台は、かつての地球が滅んでから数万年後。銀河の片隅に浮かぶ未知の惑星に降り立ったプレイヤーは、惑星探査員として素材を集め、原生生物をかわしながら、資源を故郷へ届ける任務にあたる。惑星には常に宇宙嵐が吹き荒れており、一度に探査できる時間と範囲は限られているという設定だ。対応言語は日本語・英語・繁体字中国語・簡体字中国語。
探査船が照らす、初トレーラーの世界

紹介動画
公開されたトレーラーでは、球体のコックピットを持つ探査船に乗り込むピンク髪の主人公が描かれる。宇宙の暗闇を割って進む探査船、そして起動する「START」のホロディスプレイなど、これから見知らぬ惑星へ旅立つ高揚感が手描きのタッチで表現されている。

トレーラーとあわせて公開されたSteamストアページでは、スクリーンショットや今後の情報を確認できる。価格・具体的な配信日は記事執筆時点では未定で、続報が待たれる。
探索と採集——見知らぬ植物・生物に囲まれた惑星探査

本作の骨格となるのは「Explorer(探索)」「Gathering(採集)」「Boss Battles(ボス戦)」の3本柱だ。探索パートでは、キノコや菌類、宇宙エネルギーを宿した結晶体など、惑星に息づく見知らぬ生態系を自由に歩き回れる。

採集パートでは、惑星に落ちている資源を拾い集め、ライフやエネルギーに変換したり、故郷へ届ける物資として持ち帰ったりする。道中では正体不明の「ディスク」が見つかることもあり、これが後述する本作ならではの仕掛けにつながっていく。
宇宙嵐の下、巨大な原生生物との死闘

惑星探査の先で待ち受けるのが、3本柱の最後「ボス戦」だ。画面いっぱいに映る、渦を巻く甲殻をまとった巨大な原生生物は、探索・採集で集めた素材とエネルギーを駆使して生き延びる必要がある強敵として立ちはだかる。

小柄な主人公に対して、巨大な花のような生物や、寄り添うように連なる生物の群れなど、惑星の生態系はどれも見た目のスケール感が大きい。探査員の視点から見た「未知の脅威」の存在感が、手描きイラストの質感によって際立っている。
探査中に見つかる「謎のディスク」が流す、滅びた地球の音楽



DuckTape Orchestra
Meiso and Muzono
DuckTape Orchestra Remix
本作ならではの仕掛けが、探査中に拾える正体不明の「ディスク」だ。再生すると、とうに滅びたはずの地球で鳴っていた音楽が流れ出す。収録楽曲にはDuckTape Orchestraをはじめ、国内外のアーティストによる楽曲が多数用意される予定で、惑星探査のBGMそのものが「地球の記憶」を巡る収集要素になっているのが面白いところだ。
開発はSTUDIOえん、送り出すのはインディーレーベルWorldMap

開発を手がけるSTUDIOえんは2025年1月設立。代表を務めるのは、個人開発時代から「チャレヒト」名義で活動する河村宣仁氏だ。前作『パーリィナイトメア』(2024年Steam配信)は第1回GYAAR Studioコンテストで入賞し、TGS2023 SELECTED INDIEにも選出された経歴を持つ。『FANTASTIC JUNCTION』は、そのチームがより厚みを増した体制で挑む新作となる。

WorldMap株式会社
WorldMap株式会社は2021年設立のインディーゲームパブリッシングレーベル。国内の個人・小規模開発者の新作を発掘し、Steamなどのプラットフォームへの展開を後押しする役割を担う。今回の『FANTASTIC JUNCTION』では、STUDIOえんが描く手描きの惑星探査アクションを世に送り出す。
2027年、Steamで早期アクセス配信予定
早期アクセス開始時点では「惑星探査の旅はひと通り楽しめる形」で配信し、その後も新しいアート、ストーリー、キャラクタービルド、サバイバルクラフト要素などを継続的に追加していく方針だという。長く付き合っていくタイトルとして育てていく考えのようだ。

詳しい続報は公式サイトで随時公開される見込み。気になった人はまずSteamストアページでウィッシュリストに登録し、2027年の早期アクセス配信を待っておきたい。
編集部









