幕張メッセに集うのは、剣ではなくゲームを携えた挑戦者たち

株式会社マーベラスが主催するインディーゲームの育成プログラム「iGi indie Game incubator」(通称:iGi)が、2026年9月17日(木)から21日(月・祝)まで幕張メッセで開催される「東京ゲームショウ2026」に出展する。会場では現役の第6期生による作品と、プログラムを巣立った卒業生の作品が並んで展示される、いわば“育成の成果発表”のような出展内容だ。
iGiは日本初のインディーゲームのためのインキュベーション(事業立ち上げ支援)プログラムで、スペイン・バルセロナのGameBCNのプログラム構築協力のもと、株式会社ヘッドハイとルーディムス株式会社の運営協力を得て実施されている。第6期は2026年3月から9月までの7ヶ月間にわたって行われてきた。
第6期生の4作品と、大学サークル発の特別枠
今回のTGSブースでは、第6期生による4作品に加え、産学官連携特別枠として採択された東京科学大学デジタル創作同好会「traP」による作品を合わせた計5作品が展示される。
ギターのエフェクターでデッキを組んで戦う「エフェクターボード構築ローグライク」の『ディストピア VS ディストーション』、現実と夢の世界を行き来する世界観重視のシナリオでTRPG的な探索・戦闘・交渉を描く『レプリカクラブ ルートD』、他の研究員たちの身体に乗り移って謎を解き明かすマルチエンド・ミステリーアドベンチャー『ナカノ人格移植研究所』、ランダム生成される地形を地図を頼りに探索する「ルート探索型ローグライク」の『Voyage Router』と、ジャンルも切り口もばらばらな4作品が並ぶ。

産学官連携特別枠として選ばれたのは、東京科学大学デジタル創作同好会「traP」。見下ろし型の氷床パズルゲーム『Cross the C』と、部員たちが手がけた複数のゲームをまとめて紹介する『traPCollection』の2タイトルを出展する。

巣立った先輩たちも「SELECTED INDIE 80」で健在
東京ゲームショウ2026のインディーゲーム企画「SELECTED INDIE 80」には、iGiの卒業生による4作品が選出された。現役生だけでなく、プログラムを終えたクリエイターたちの作品も引き続き注目を集めている形だ。
第2期生の洞窟ペンギンクラブによるアドベンチャー・パズル『A Tiny Wander』、第4期生のlidlocksによるアドベンチャー・シミュレーション『Finding Polka』、第5期生のStudio Winkによるアドベンチャー・パズル『Re:Connect』、同じく第5期生のStudio ZeFによるパズル『黒くないカギで開かないドアはない』の4作品が名を連ねる。
株式会社マーベラス
株式会社マーベラスは東証プライム上場のエンタテインメント企業。ゲーム・音楽・映像などを幅広く手がけ、インディーゲームの発掘・育成プログラム『iGi indie Game incubator』を主催している。
会期・ブース情報と、次期生の募集も同時進行
iGiと「創風」の合同ブースは、幕張メッセ「東京ゲームショウ2026」のホール9・小間番号09-C67に設置される。会期はビジネスデイが9月17日(木)・18日(金)の10:00〜17:00、一般公開日が9月19日(土)・20日(日)・21日(月・祝、16:00まで)の9:30〜17:00となっている。
あわせて、iGiは第7期生の募集も開始している。応募期間は2026年9月17日(木)から12月15日(火)まで、実施期間は2027年2月から10月まで、募集対象は日本在住のインディーゲームクリエイターで、採択予定数は約5チーム、参加費は無料。応募方法や詳細はiGi公式サイトで確認できる。
会場では第6期生の意欲作から、育成プログラムを巣立った先輩たちの評価作まで、iGiという取り組みの“縦のつながり”を一度に見渡せる。ブースに立ち寄る際は、両方のラインナップをあわせてチェックしておきたい。








