国立環境研究所が東京ゲームショウ2026に初出展

国立研究開発法人国立環境研究所は、2026年9月17日(木)から21日(月・祝)まで幕張メッセで開催される「東京ゲームショウ2026」に初めて出展する。研究機関が単独でTGSに名を連ねること自体が珍しく、環境問題の研究とゲームという組み合わせに注目が集まりそうだ。

ブースの場所はホール8の08-N12。会期は前半のビジネスデーと後半の一般公開日で来場時間が異なり、9月17日・18日はビジネスデーとして10:00〜17:00、一般公開日は9月19日・20日が9:30〜17:00、最終日の9月21日は9:30〜16:00となっている。

「自らの選択で地球の未来が変わる」ゲーム化プロジェクト「Project: Leaves」

ブースで初公開されるのは、環境研究の知見をゲームという形に翻訳する企画「Project: Leaves」。「自らの選択で地球の未来が変わる」をテーマに、プレイヤーは限られた時間の中で行動を選び、調査や登場人物との対話で集めた情報をもとに発明品を完成させ、それを配信を通じて社会に伝えていく――という構想が描かれている。

公開されたキービジュアルは、まさにこのテーマを体現した一枚だ。1枚の絵の中央で世界が左右に分かれ、左側には黒髪の青年が窓の外に緑と青空の広がる街を望む整った作業部屋に立ち、右側には青髪のキャラクターが同じ部屋のはずが蔦に覆われ床が割れ、壁の表示が不穏なカウントダウンを示す荒廃した空間に立っている。同じ場所、同じ二人でありながら結末がまるで違う――プレイヤーの選択次第で未来が枝分かれする、というゲームの核をひと目で伝える構図になっている。

ブースでは何ができる? 試遊はまだ無し

会場では、この世界観を伝えるPVやキービジュアル、キャラクターデザインが展示されるほか、来場者向けの簡単なアンケートも実施される予定。加えて、公式X(福島地域協働研究拠点)のフォローや登録者を対象に、オリジナルノベルティグッズが当たる抽選企画も用意されている。

ただし現時点で「Project: Leaves」はまだ構想段階にあり、ゲーム本体の内容や仕様は検討中。会場での試遊は実施されないので、期待して足を運ぶ冒険者は展示とアンケート、抽選企画を楽しむ形になる点は覚えておきたい。

国立研究開発法人国立環境研究所

国立研究開発法人国立環境研究所

環境・社会・経済にまたがるシミュレーション研究を積み重ねてきた国の研究機関。今回はその知見を土台に、ゲームという形で研究成果を一般に届ける「Project: Leaves」を企画している。

続報や関連情報は、公式Xのほか、公式LINEやnoteでも発信されるとのことなので、気になる人はチェックしておくとよいだろう。

まとめ

研究機関発の「環境×ゲーム」という異色の組み合わせで、東京ゲームショウ2026に初めて足跡を残す「Project: Leaves」。まだ試遊できる段階ではないが、選択によって未来が分岐するというコンセプトと、それを象徴するキービジュアルの完成度は、続報を追う価値を感じさせる。会期・会場・SNS登録方法を押さえて、ブースの様子を追いかけてみたい。