廃校の闇に鬼が潜む――『かくれ鬼』のSteam体験版が無料で解禁

株式会社FORCESは2026年9月25日(金)、開発中の対戦ホラーゲーム『かくれ鬼』のSteam体験版を配信開始した。価格は無料。最大5人でプレイでき、逃げる子供「ヒト」4人と、追う「鬼」1人に分かれて遊ぶ非対称型の対戦ホラーだ。日本語に対応し、一部は英語表示にも対応している。

今回の体験版は、東京ゲームショウ2026で来場者が試遊したバージョンをベースにしている。先行して実施されたクローズドβテスト版からはゲームシステムが大きく見直され、プレイヤー同士の駆け引きや戦略性を楽しめる内容に生まれ変わったという。

東京ゲームショウ2026の試遊版が、そのまま自宅へ

FORCESは東京ゲームショウ2026のインディーゲームコーナー(09-E42)に出展。ブースには『かくれ鬼』のビジュアルが並び、多くの来場者が試遊に訪れた。上の写真では、開発メンバーであるゲーム開発VTuberユニット「ぴくせれ〜ど!」の大きなパネルも見える。ユニットのメンバーと一緒に遊べる試遊コーナーも用意されていた。なお、9月21日(月・祝)の一般公開日は台風の影響で中止となっている。

会場で遊べなかった人も、今回の体験版で同じ最新版に触れられるのが嬉しいところだ。

暗闇に「影かくし」、追う側には「鬼の眼」

システム面の目玉は、新たに加わった2つの能力だ。逃げる側の子供たちは、暗闇で「影かくし」を使うと体を透明にして身を隠せる。一方の鬼は、透視で索敵できる「鬼の眼」を使える。近い距離であれば、鬼は子供の「影かくし」を解除し、動きを封じることも可能だ。上の画面は鬼側の視点とみられ、扉の向こうに子供たちの姿が白く浮かび上がっている。

さらに、時間が進むほど鬼の瘴気が高まり、マップ上に幽霊が増えていく仕組みも入った。恐怖の度合いが段階的に上がっていくため、序盤の余裕が終盤には通用しなくなる。上の画面では、狐のお面をつけた子供が「三階」と書かれた札の下がる廊下を進み、その先にうっすらと青白い影が見える。

仲間との連携も、鬼への警戒も。トランシーバーが鍵を握る

逃げる側にはトランシーバーが用意されており、離れた仲間と常時会話できる。ただし、近くに鬼がいると会話は鬼に筒抜けになってしまう。仲間と連絡を取りたいが、声を出せば居場所が漏れるかもしれない。この綱渡りが、緊張感を生み出しそうだ。上の画面では、画面中央に「トランシーバOFF」の表示が出ており、その脇を青白い腕のようなものが伸びている。

行動面では、しゃがむことでスタミナを回復でき、スライディングで素早く物陰へ身を隠すこともできる。画面下には、移動速度や霊視範囲などを一時的に高めるアイテムも表示されており、状況に応じた使い分けも勝敗を分けそうだ。なお、上の画面には「調整前の素材・演出が含まれています」との注記があり、開発中の映像であることがうかがえる。

紹介動画と、遊ぶ前の注意点

紹介動画

体験版の紹介映像も公開されている。ゲーム開発VTuberの「ぴくせれ〜ど!」による「5分でわかる最新かくれ鬼」という解説動画も公開中と案内されている。

注意したいのは、CPU対戦が現在調整中である点だ。公式は、フレンドなど複数人でのオンラインプレイを推奨している。ソロで手軽に試したい人は、やや待つほうがよいかもしれない。

『かくれ鬼』は2026年10月20日(火)から開催予定のSteam Next Festにも参加予定で、詳細は後日、公式X(@kakureoni_game)で告知される。気になる人はSteamストアページでウィッシュリストに入れておくと、続報を追いやすい。

発表元

開発・発売元のFORCES(公式サイト)は、ゲーム開発のほかVRや映画、CMなどのCG制作を幅広く手がける企業だ。

株式会社FORCES

株式会社FORCES

株式会社FORCES(フォーセス)は2013年7月設立、東京都千代田区に本社を置く企業。ゲーム開発、VR、映画、CMなどのCG制作全般を手がけ、バーチャル空間での世界観デザインを得意とする。『かくれ鬼』では開発・発売を担当している。